かいや 煮貝 あわび 鮑 山梨 甲州 名産 伝統 贈答

[2021年]社長 年頭所感

新年 明けましておめでとうございます。
平素より「鮑の煮貝」をはじめ、かいやの製品をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

昨年はまさしく新型コロナウイルスにより、未曾有の年となりました。3月のWHO「パンデミック宣言」、4月の国内初「緊急事態宣言」以降、経済は大きく混乱し、弊社も従業員の交代勤務を実施するなど、経験した事が無い大きな影響を受けました。

そんな苦難の一年が終わり、今年の干支は「辛丑(かのとうし)」です。「辛」・・・草木が枯れ、新しくなろうとしている状態。「丑」・・・種から芽が出ようとする状態。まさに、辛かった事が終わり新たな時代の到来を予感させる年と言えます。

我が社の昨年は、3月に支店である甲府市場店の本社統合、4月に人事システムの本格稼働、さらには年間を通し課題に掲げた在庫削減や、作業の標準化と効率化に取組み、一定の成果を上げております。
ただ一方で、コロナ禍により 商品開発(惣菜化・日配化・健康志向)などの年度計画においては未達成に終わりました。
「おつまみあわび」のシリーズ化や、「あわび煮貝スライス」などの新商品も発売しましたが、販売先様の営業縮小もあり満足のいく実績を上げられませんでした。

それらを踏まえ、2021年は下記の3点を重点テーマとして取組んでまいります。

1.商品開発強化・・・惣菜化・日配化のさらなる推進、健康志向への対応、より加工度の高い製品へのチャレンジ。
2.核となる販路の新規確立・・・コロナ対策として ①量販店への営業強化、②通販・ECサイトの強化。
3.人材育成・・・リーダーの育成及び、オールラウンドな人材育成 の推進。

1.と 3.は、昨年未達成部分の再チャレンジとなります。2.につきましてはやはり、コロナウイルスによる影響の長期化も踏まえ、影響度の低い量販店や、通販・ECサイトの仕掛けを強化します。その為にも、それらの業態で平月に販売できる「市販用製品」「業務用製品」の開発が重要となります。

2021年、私共の会社のある山梨県甲府市では、甲斐の国の名将「武田信玄公 生誕500年」を迎え イベントも予定されています。
武田信玄公と言えば、名言の中に「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり」があります。まさに人を重んじた名将にあやかるべく、人材育成に取組み、コロナ禍に打ち勝つべく「進」の一字をモットーに、従業員一同「前進」・「進化」して参ります。

今年も皆さまのご多幸をお祈りしますとともに、かいやをご愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。

株式会社かいや 代表取締役社長 中村 敏

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