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[2019年]社長 年頭所感

新年明けましておめでとうございます。
昨年も、「鮑の煮貝」をはじめ、かいやの製品をご愛顧頂き誠にありがとうございました。

今年2019年は「己亥(つちのとい)」の年です。しかも、平成から「新年号」に代わる節目の年でもあります。
己亥は”自己や組織が成熟し、力を蓄える”、つまり”内部の充実を心がけると良い年”だそうです。ただその一方で亥年といえば、猪(いのしし)ですから猪突猛進といった目標に向かってがむしゃらに突き進むというイメージもあります。

さて我が社の昨年ですが、一昨年に取得しましたHACCP(JFS-B規格)をさらに進化させるべく、ハード面においては工場冷蔵庫、調味液室の改修を行いました。ソフト面においても製造マニュアルや作業基準書の整備を行ない、だれが作業に携わっても同じレベルでかつ高い品質の製品が作れる体制を確立すべく取組みました。ある意味、己亥年の取組みを先行実施した感があり、それは今年も継続して実践してまいります。

さらに商品開発におきましては、いろんな業態に対応できる開発を進めてまいりました。中でも”惣菜系あわびの加工品”に力を入れました。一例を挙げますと土産品店や量販店向けに、「瓶詰めあわび肝煮」「鮑の佃煮」を発売しました。また 清酒「八海山」で御馴染みの八海醸造グループ魚沼新潟物産様とコラボしてのあわびの日本酒浸し、あわびの酒粕味噌漬け、あわびの醤油麹漬け、国産バイ貝旨煮の4種を発売も開始するなど、あわびメニューの幅を広げました。その他ギフトでは、新たな姿煮ギフト(KS-50) を始め、普段遣いのプライベートギフトに使える低価格帯の商品(KR-30)も発売致しました。これらの新商品の一部につきましては近日、こちらのオンラインストアでも販売する予定です。

この2019年、私共の会社があります山梨県甲府市は、開府500年を迎えました。様々なイベントが行われ、多くの観光客の皆様をお迎えし、さらなる飛躍を目指す1年となります。同様に株式会社かいやも、さらなる高みを目指す所存です。中でも大きな柱となるのが以下の2点です。

ひとつは顧客様に向けた「販売力の強化」です。先に言いました業態別の商品開発につきましては、さらにホテル様向けの洋風メニューや量販店様向けに貝類の煮物、瓶詰め商品の拡大などを進めてまいります。昨年開発の商品含め、それらの商品群を業態別に顧客様に提案して行きます。弊社営業社員によるご提案の他、各種メディアの活用や、弊社催事部でのアピールも含め、猪突猛進に行っていきます。

そしてもうひとつは、会社内部の充実です。在庫管理システムや、労務管理システムの改革により、より安心安全でかつ生産効率の良い製造工場を目指します。
まさに”己亥年”の実践です。

2019年におきましても、皆さまのご多幸をお祈りしますとともに、かいやをご愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。

株式会社かいや 代表取締役社長 中村 敏

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