かいや 煮貝 あわび 鮑 山梨 甲州 名産 伝統 贈答

[2020年]社長 年頭所感

新年 明けましておめでとうございます。
日頃より、「鮑の煮貝」をはじめ、かいやの製品をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

昨年は、5月に新たな元号「令和」がスタートしました。秋口より一連の皇室行事も行われ、そして今、令和初の新年を迎えました。今年は例年にも増して気持ちを新たに、強い意気込みを持って迎えた感があります。
今年の干支は「庚子(かのえね)」です。十二支でいうと一番最初の 子(ねずみ)であり、まさに「新しく始まる局面の年」と言えます。ちなみに草木に例えると、庚(かのえ)・・・草木の成長が止まり、花を咲かせて種子を残す状態。子(ね)・・・種子の中で新しい生命を育てている状態、だそうです。
私共 法人にとっては、1、新たな環境や局面に向けて人材を育成し後進を育てる。2、さらなる社会への貢献を目指す体制と整える、為の最良の年と言えそうです。

我が社の昨年は、「販売力の強化」と「内部システムの構築による効率改善」を最重点課題に取り組んで参りました。前者においては「酒粕入り乾燥あわび」・「乾燥ホッキ貝」といった常温おつまみ品の開発で、土産品店・量販店に提案強化をしました。また、「あわびの八方だし煮」や「ほたて貝のコンフィ」「ホッキ貝のコンフィ」の新商品は、おせち業界、ホテル業界各社様より高い支持を頂きました。
さらに、社外展示会への出店や、社内販売コンクールの実施など、販売力の強化に向け 全社で取組みました。後者においては、作業の「ムリ・ムダ・ムラ」を無くし安心・安全な商品を提供すべく、支店である 甲府市場店の本社統合や、人事システム導入による労務管理の強化に取組みました。いずれも、稼働は2020年春からになりますが、今後の社内体質の強化に必ず役立つものと確信しております。

さて、2020年は、上記の「新たな環境や局面」に対応しステップアップすべく、これまでの取組みをさらに拡大して参ります。主に下記3点です。

1、商品開発強化・・・惣菜化・日配化のさらなる推進、健康志向への対応、業態別提案商品の明確化。
2、人材育成・・・5年後を見据えた、オールラウンドな人材育成 の実践。
3、計画化の推進・・・在庫→仕入→製造→販売 の計画化 ⇒ お客様への提案力強化と、スピーディーな対応。

1、につきましては、「食文化として、いかに鮑や貝類を日常的に広められるか?」の取組みです。おせち・ギフト・ブライダルといった、特別の日だけでない惣菜・日配的な商品の開発です。さらには、減塩調味液商品の発売を実現致します。
2、と 3、についてですが 私共 中小企業では、少子高齢化がさらに進む中、人員・人材不足は慢性的な課題です。人口減少から今後の消費動向も厳しさが見込まれます。幅広い視野と経験を持った人材育成と、仕入から販売までをしっかりと計画化し、少数精鋭でお客様に対応できる体質を作ります。2020年、「庚子(かのえね)」年のテーマのもと、「信は力なり」をモットーに従業員を信じ、お客様の信頼を得るべく 全社一丸で取り組んで参ります。

今年も皆さまのご多幸をお祈りしますとともに、かいやをご愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。

株式会社かいや 代表取締役社長 中村 敏

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